硝子体手術の後、うつ伏せ寝が必要となりました。
うつぶせ寝の期間は「手術終了後~10日間」でした。
この記事では、うつ伏せ期間中の生活と、うつ伏せ寝の対策をご紹介します。
実際に経験すると思わぬ症状が身体に出てきます。
試行錯誤しながら乗り切るしかない。。
少しでもだれかのご参考になれば幸いです。
1.手術当日・入院~退院まで
入院期間は5日間でした。
手術は午後8時頃終わり、すでに眼帯をされていました。
夕食後、うつぶせ寝が開始しました。
①慣れないうつぶせ寝(無意識に仰向けに戻る‥)
うつ伏せマットがあっても、息をする空間が狭く、最初は息苦しく感じます。
酸素不足…と思いつつも、眠ることはできました。
ただ、無意識に仰向けになってしまうため、何度か看護師さんが起こしに来てくれます。
そこが、入院中の良い点だと思いました。安心して術後過ごすことができました。
②白い視界
手術後の視界は白い世界です。
白いレースカーテンの奥に、なんとなく世界があるのかな‥?という感じです。
手術していない片目があるので、生活に支障はありません。
元に戻るのか心配になりましたが、きっと大丈夫、と過ごしていました。
何かあればすぐに対応してもらえる、という安心感も、やはり入院中の良い点です。
③うつ伏せ・うつむきの行動
寝る時・食事・トイレ・移動中・検査待ちの間etc…ずっと頭を下向きにしていました。
唯一、下向きを解除した瞬間は‥
- 水を飲みこむ瞬間
- 歯磨きうがいの瞬間
どうしても治したかったので、これくらいは大丈夫です。
片目では読書もスマホも疲れてしまうため、入院中は①点眼②食事③歯磨き④寝る の繰り返しでした。
早く治りますように・・・という気持ちだけでした。。
④うつ伏せ寝で顔に起きた現象(顔がぱんぱんにむくみます‥)
手術後2日目、顔が浮腫んで、人相が変わりました。。
思わず鏡を二度見。まぶたが膨らんで、四谷怪談のお岩さんのようなイメージ。
元に戻るのか不安になりましたが、大丈夫です。
手術後4日目から、少しずつ戻っていきました。
2.退院後(自宅で、うつ伏せスタート)
①腰や胸骨が痛くなる・・
手術の翌々日から、胸骨と肋骨が痛くなります。
退院後ももちろん、胸骨と肋骨が痛くて痛くて‥。
②私が行った痛み対策
- 大きくて(直径50cm以上)柔らかなクッションが超おススメです。 マシュマロのようなやわらかなクッションで痛みがやわらぎます。
- 「立っている時の姿勢」を、うつぶせ寝の時に再現する 具体的には、腰が沈みこまないように、大きなクッションを、胸や肋骨の下に敷く。
気休めかもしれませんが、何もしないより随分楽になりました。。
③眠れないとあきらめる
いつもと違う不自然な体勢。
眠れるわけがないのです。夜も数時間おきに目が覚めてしまいました。
この(うつ伏せ)の時期はあきらめて、「目が治ればいい!」と、目が治ることを最優先にしていました。
眠れない時は、テーブルの上に、ドーナツ枕またはタオルを敷き、その上におでこをつけてうつ伏せて、時にはスマホを見たり、大きな字の本を読んだりしていました。
まとめ
うつ伏せの生活で一番役に立ったものは、「大きくて柔らかなクッション」でした。
たまたま家にあった物ですが、思いがけず役に立ちました。
眼は大切ですね。
少しでも「見え方」に異常を感じたら、早めに眼科を受診していただきたいです。
私のようにうつ伏せまでの手術をしなくても済むかもしれません。
できればもう二度と経験したくないうつ伏せ生活ですが、私の経験が誰かのお役に立てれば幸いです。
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